LhaProperty.getProperty() や LhaProperty.getProperties() で得られる値は
システムプロパティ、設定ファイル、デフォルト値の何れかが用いられ、
その優先順位は以下のようになる。
システムプロパティ に設定されている値。
jp/gr/java_conf/dangan/util/lha/resources/lha.properties
に設定された値。
デフォルト値。
キー
| 対応する値の説明
| lha.encoding
| String とヘッダ内の文字列との相互変換に用いるエンコーディング
| lha.packages
| 生成式内で使われるクラスのパッケージ名の列挙(カンマ区切り)
| lha.lzs.encoder
| -lzs- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lz4.encoder
| -lz4- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lz5.encoder
| -lz5- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh0.encoder
| -lh0- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh1.encoder
| -lh1- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh2.encoder
| -lh2- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh3.encoder
| -lh3- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh4.encoder
| -lh4- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh5.encoder
| -lh5- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh6.encoder
| -lh6- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lh7.encoder
| -lh7- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lhd.encoder
| -lhd- 形式への符号化を行うオブジェクトの生成式
| lha.lzs.decoder
| -lzs- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lz4.decoder
| -lz4- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lz5.decoder
| -lz5- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh0.decoder
| -lh0- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh1.decoder
| -lh1- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh2.decoder
| -lh2- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh3.decoder
| -lh3- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh4.decoder
| -lh4- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh5.decoder
| -lh5- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh6.decoder
| -lh6- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lh7.decoder
| -lh7- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.lhd.decoder
| -lhd- 形式のデータを復号化するオブジェクトの生成式
| lha.header
| LhaHeader のインスタンスの生成式
生成式は以下のように定義される。
<生成式>
| ::= <コンストラクタ> | <配列> | <置換文字列> | <クラス名> | <文字列>
| <コンストラクタ>
| ::= <クラス名> '(' 引数 ')'
| <引数>
| ::= [ <生成式> [ ',' <引数> ] ]
| <配列>
| ::= '[' <要素> ']'
| <要素>
| ::= [ <生成式> [ ',' <要素> ] ]
クラス名は "lha.packages" に対応する値を使用して完全修飾名へと変換される。
置換文字列 はライブラリ内部でオブジェクトに置換される文字列で
現在以下の4種類が定義されている。
lha.???.encoder
| out
| 圧縮後のデータを受け取る java.io.OutputStream
| lha.???.decoder
| in
| 圧縮データを供給する java.io.InputStream
| length
| 復号化されたデータのバイト数
| lha.header
| data
| ヘッダデータを格納した byte配列
| encoding
| ヘッダ内の文字データを String に変換する際に使用するエンコーディング
LhaRetainedOutputStream - Class in jp.gr.java_conf.dangan.util.lha
接続されたRandomAccessFileに 圧縮データを出力するためのユーティリティクラス。
java.util.zip.ZipOutputStream と似たインターフェイスを持つように作った。
圧縮失敗時( 圧縮後サイズが圧縮前サイズを上回った場合 )の処理を自動的に行う。
進捗報告を実装する場合、このような処理をクラス内に隠蔽すると進捗報告は何秒間か
時によっては何十分も応答しなくなる。(例えばギガバイト級のデータを扱った場合)
このような事態を避けたい場合は LhaImmediateOutputStreamを使用すること。
また、JDK 1.1 以前では RandomAccessFile が setLength を持たないため、
書庫データの後ろに他のデータがある場合でもファイルサイズを切り詰めることが出来ない。
この問題点は常にサイズ0の新しいファイルを開く事によって回避する事ができる。
LhaRetainedOutputStream(String) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LhaRetainedOutputStream
filename のファイルに 圧縮データを出力するOutputStreamを構築する。
各圧縮形式に対応した符号器の生成式等を持つプロパティには
LhaProperty.getProperties() で得られたプロパティが使用される。
LhaRetainedOutputStream(String, Properties) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LhaRetainedOutputStream
filename のファイルに 圧縮データを出力するOutputStreamを構築する。
LhaRetainedOutputStream(File) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LhaRetainedOutputStream
filename のファイルに 圧縮データを出力するOutputStreamを構築する。
各圧縮形式に対応した符号器の生成式等を持つプロパティには
LhaProperty.getProperties() で得られたプロパティが使用される。
LhaRetainedOutputStream(File, Properties) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LhaRetainedOutputStream
filename のファイルに 圧縮データを出力するOutputStreamを構築する。
LhaRetainedOutputStream(RandomAccessFile) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LhaRetainedOutputStream
fileに 圧縮データを出力するOutputStreamを構築する。
各圧縮形式に対応した符号器の生成式等を持つプロパティには
LhaProperty.getProperties() で得られたプロパティが使用される。
LhaRetainedOutputStream(RandomAccessFile, Properties) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LhaRetainedOutputStream
fileに 圧縮データを出力するOutputStreamを構築する。
各圧縮形式に対応した符号器の生成式等を持つプロパティには
LhaProperty.getProperties() で得られたプロパティが使用される。
LHD - Static variable in class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.CompressMethod
圧縮形式を示す文字列。
LHD は無圧縮で、ディレクトリを格納していることを示す
"-lhd-" である。
LimitedInputStream - Class in jp.gr.java_conf.dangan.io
読み込み可能なデータ量が制限された入力ストリーム。
LimitedInputStream(InputStream, long) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.io.LimitedInputStream
in からの読み込み可能なデータ量を制限した
入力ストリームを構築する。
LimitLen - Static variable in class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.StaticHuffman
LHAがDOSの16bitモードを使用して作られたことによる
ハフマン符号長の制限。
LittleEndian - Class in jp.gr.java_conf.dangan.io
リトルエンディアンで
バイト配列や InputStream, OutputStream
にアクセスするメソッドを提供するユーティリティクラス。
LZ4 - Static variable in class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.CompressMethod
圧縮形式を示す文字列。
LZ4 は 無圧縮を示す "-lz4-" である。
"-lz4-" は LHAが作成される前にメジャーであった
Larc の形式であり、当時の互換性に配慮して定義さ
れた。現在は殆ど使用されていない。
LZ5 - Static variable in class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.CompressMethod
圧縮形式を示す文字列。
LZ5 は 4キロバイトの辞書、最大一致長17バイトの
LZSS法を使用することを示す "-lz5-" である。
"-lz5-" は LHAが作成される前にメジャーであった
Larc の形式であり、当時の互換性に配慮して定義さ
れた。現在は殆ど使用されていない。
LZS - Static variable in class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.CompressMethod
圧縮形式を示す文字列。
LZS は 2キロバイトの辞書、最大一致長17バイトの
LZSS法を使用することを示す "-lzs-" である。
"-lzs-" は LHAが作成される前にメジャーであった
Larc の形式であり、当時の互換性に配慮して定義さ
れた。現在は殆ど使用されていない。
LzssInputStream - Class in jp.gr.java_conf.dangan.util.lha
LZSS 圧縮されたデータを解凍しながら供給する入力ストリーム。
LzssInputStream(PreLzssDecoder) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LzssInputStream
in から LZSS圧縮データ の入力を受けて、
解凍されたデータを提供する入力ストリームを構築する。
このコンストラクタから生成された LzssInputStreamは
-lh1-等の解凍データの最後のデータを読み込んだ後、
次のデータの読み取りで必ずEndOfStreamに達するとは
限らないデータを正常に復元できない(終端以降にゴミ
データがつく可能性がある)。
LzssInputStream(PreLzssDecoder, long) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LzssInputStream
in から LZSS圧縮データ の入力を受けて、
解凍されたデータを提供する入力ストリームを構築する。
LzssOutputStream - Class in jp.gr.java_conf.dangan.util.lha
データを LZSS圧縮しながら
指定された PostLzssEncoder に出力する圧縮用出力ストリーム。
LzssOutputStream(PostLzssEncoder) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LzssOutputStream
write() によって書きこまれたデータを
LZSSで圧縮し、圧縮したデータを encoderに出力する
出力ストリームを構築する。
LzssOutputStream(PostLzssEncoder, String) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LzssOutputStream
write() によって書きこまれたデータを
LZSSで圧縮し、圧縮したデータを encoderに出力する
出力ストリームを構築する。
LzssOutputStream(PostLzssEncoder, String, Object[]) - Constructor for class jp.gr.java_conf.dangan.util.lha.LzssOutputStream
write() によって書きこまれたデータを
LZSSで圧縮し、圧縮したデータを encoderに出力する
出力ストリームを構築する。
LzssSearchMethod - Interface in jp.gr.java_conf.dangan.util.lha
LzssOutputStream で使用される
最長一致検索を提供するインターフェイス。
コンストラクタの形式は
A B C D E F G H I J L M N O P R S T U W
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